沢村が二軍戦登板も…巨人が中継ぎ補強で狙う中日・谷元

公開日: 更新日:

 日本ハム時代の今季の年俸は1億円。中日の球団関係者が明かす。

「今年は接戦の時のリリーフとしてフル回転してもらうが、来年以降はFA移籍も自由というスタンス。カネにシビアな落合GMが退団しても、球団には中継ぎ投手に1億円は高いという感覚がある。昨年の大島、平田のように強く慰留はしないとみられます。もし谷元がFA移籍すれば、その球団からカネか人的補償選手が取れる。逆においしいという意見もあります」

 巨人は昨オフ、FAで同時に3人を獲得。その中でソフトバンクから中継ぎ左腕の森福を3年総額4億円超で引き入れたものの、期待された勝利の方程式入りどころか、左のワンポイントとしても苦しいマウンドが続いている。

 この日、九回に登板した中日の岩瀬仁紀(42)がプロ野球最多となる950試合登板を達成したが、巨人の一部関係者は、オフのFA戦線に備え、谷元の投球を凝視していたに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…史上初ワールドシリーズ連覇の好材料に

  2. 2

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  3. 3

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  4. 4

    「ロケ中、お尻ナデナデは当たり前」…「アメトーーク!」の過去回で明かされたセクハラの現場

  5. 5

    注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  5. 10

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇