どこに消えた? G先発4本柱で貯金29もチームたったの“2”

公開日: 更新日:

「結論から言えば、前半戦の得点力不足が大きな要因です。ただし、その貧打を招いたのはベンチの責任が大きい。球宴直前の試合でマギーが『2番・二塁』に回ってからチーム力が上向いたでしょう。三塁か一塁という触れ込みで今年からマギーが加入したことで、前半戦は三塁が本職の村田がベンチを温めた。昨年は打率が3割を超えた村田がいない打線がいかに相手にプレッシャーを与えないか。マギーは二塁の経験もあったというから、高橋由伸監督はもっと早く手を打ってもよかった。今年も打線が課題なのは分かっていたはずで、春のキャンプから阿部、村田、マギーの3人を共存させる布陣を試しておかなければならなかった。そうすれば、悪夢の13連敗だってなかったかもしれないのです。借金11から追い上げてきたことは評価できるが、現有戦力を使いこなせないのは首脳陣の怠慢です」

 消えた貯金27は「巨人ベンチ」にあるという指摘。3位だ、クライマックスシリーズだ、と浮かれている場合ではなさそうである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも