どこに消えた? G先発4本柱で貯金29もチームたったの“2”

公開日: 更新日:

 4位巨人が3位攻防戦を落とし、Aクラス浮上はならなかった。

 3日、0.5ゲーム差に迫った3位DeNA戦に中4日でマイルズ・マイコラス(29)が登板。試合前、DeNAの某選手が「マイコラスは直球の威力とキレと制球力が抜群。まだ一回も勝ってないんですから。ホント、何か攻略法があったら教えて欲しいくらい。はっきり言って、お手上げです」と嘆いたように、危なげない投球で7回無失点で11奪三振の好投。しかし、巨人打線が輪をかけて沈黙した。DeNAの浜口、山崎康からわずか4安打の零封負けである。

 それにしても、巨人はなぜBクラスにくすぶっているのか。この日のマイコラスをはじめとする先発3本柱は安定感抜群。ここに新人の畠が加わった「4本柱」の成績は、菅野14勝5敗、田口12勝2敗、マイコラス12勝6敗、畠5勝1敗。なんと4人で「29」もの貯金を稼ぎ出している。それなのに、チームの貯金はたったの「2」。首位広島はこの日も勝って貯金を「29」とした。

 数字だけ見れば、巨人が優勝争いに加わっていないのはおかしいことになる。差額分の貯金「27」は一体どこへ消えてしまったのか。巨人OBがこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは