マーリンズを“リストラ” イチローは来季メジャー絶望的に

公開日: 更新日:

 メジャー最年長野手が事実上の戦力外通告を受けた。

 マーリンズは3日(日本時間4日)、球団に選択権のあるイチロー(44)との来季の契約を更新しないと発表。イチローには違約金として50万ドル(約5700万円)が支払われ、今後はFAとなってマーリンズを含む全球団との交渉が可能になる。

 マーリンズではCEO(最高経営責任者)に就任した元ヤンキースのデレク・ジーター氏が年俸削減(約100億円)の方針を打ち出し、主砲スタントンなどの放出がささやかれている。イチローとの契約を更新した場合の年俸は200万ドル(約2億3000万円)。今季は主に代打で136試合に出場し、打率2割5分5厘、3本塁打、20打点。シーズン代打安打の大リーグ記録にあと1本に迫るなど、少ない出場機会を生かしたが、ジーターCEOはこれ以上の上がり目は計算できないと判断したようだ。

 イチローは「50歳まで現役」を公言しているものの、来年の10月に45回目の誕生日を迎えるベテランをメジャー契約で迎えるチームは皆無とみられる。当初はマーリンズが条件を見直して再契約するとの報道もあったが、イチローが再びマーリンズのユニホームを着ることはなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束