FWトーレスの神戸移籍 鳥栖スポンサー撤退で“秒読み”開始

公開日: 更新日:

 元スペイン代表FWトーレスが、鳴り物入りでJ1鳥栖入りして約2カ月が経過した。

 大物ストライカーの加入で知名度と集客アップにはつながったが、16位に低迷して最下位・長崎との勝ち点差は「3」。ギリギリの綱渡りが続いている。そこに持ってきて「年間5億円の大口スポンサーの撤退が決まり、年俸8億円のFWトーレスを手放すことになる」とはマスコミ関係者である。

 1日、IT大手サイバーエージェントの藤田晋社長が「J2町田の経営権を取得する(全株式の80%を取得。出資額は11億4800万円)」と記者会見で表明した。これは鳥栖の大口スポンサー、サイゲームスの撤退と無縁ではない。

 というのもサイゲームスは、サイバーエージェントの子会社。これから町田のチーム力増強やスタジアムなどの環境整備に大金が必要となり、子会社を通して鳥栖をサポートしている場合ではなくなってしまった。

■社長の勝手気まま

「鳥栖社長の自分勝手な立ち居振る舞いにサイゲームスの社長が激怒したことがスポンサー撤退の引き金を引いた」とは地元マスコミ関係者だ。

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