あるか鹿島vsアルアイン クラブW杯決勝アジア対決の実現は

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「泉」を意味するアルアインは、砂漠の中のオアシスにある。真夏には50度を超える気温も、現在は日中25度前後なのでホテルから歩き、4キロ先のスタジアムに向かった。

 準々決勝のキックオフ1時間半前に到着すると鹿島の対戦相手グアダラハラ(メキシコ)のサポーターが、紅白の縦縞のレプリカユニホーム姿で記念撮影などをしていた。数はそれほど多くないが、UAEまで来られるだけあって裕福そうな雰囲気の人が多い。 

 いきなり前半3分に失点した鹿島はその後も耐える時間が続いたが、大岩剛監督は0―1で迎えた後半のスタートから、U―19日本代表のMF安部裕葵を投入した。

「ハーフタイムに『(相手の)サイドバックの裏に出して欲しい』といろんな選手に言った。ボールを取った時、各駅停車のように近くの選手にパスを出すのではなく、1個(=選手1人)飛ばして僕を見るとか(FW)セルジーニョを見るように言った」と試合後にFW土居聖真が振り返ってくれたが、後半4分に守護神クォン・スンテからセルジーニョにボールが渡り、そこからつながったボールを土居が左からクロスを入れ、飛び込んだMF永木亮太が合わせて同点に追いついた。

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