鹿島のCWC初戦は強敵 メキシコ名門グアダラハラにどう挑む

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 鹿島が、UAEで開幕したFIFAクラブW杯にアジア王者として参戦する。

 本戦プレーオフの開幕戦(13日)では元広島MF塩谷司、元鹿島FWカイオが所属する地元UAEのアル・アインがオセアニア王者のウェリントン(ニュージーランド)と対戦。一時は3点をリードされながら同点に追い付き、延長戦からPK戦を制してアフリカ王者エスペランス(チュニジア)の待つ準々決勝に駒を進めた。この試合の勝者が、準決勝で南米王者リーベルプレート(アルゼンチン)と対戦する。

 そのアル・アインとは反対側の“山”で15日に準々決勝を迎える鹿島の対戦相手は、北中米カリブ海王者のグアダラハラ(メキシコ)である。チーバス(ヤギのヒゲ)の愛称で知られるグアダラハラは、メキシコ随一の人気を誇る名門だ。監督は元パラグアイ代表FWカルドーソだが、選手は1人のメキシコ系アメリカ人を除く全員がメキシコ人。その中にはMFブリスエラ、FWサルディバル、FWプリードという直近のメキシコ代表に招集された3人のビッグタレントがおり、チームの結束力も高い。


 日本開催の16年大会で決勝まで勝ち進み、欧州王者レアル・マドリード相手に善戦した鹿島が準決勝に進み、Rマドリードにリベンジを果たせるのか? ここに注目が集まりがちだが、グアダラハラもかなりの強敵であり、まずは準々決勝に集中することが大事だ。

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