代表MF鎌田大地が8~10週間欠場 “ピッチ上の指揮官”戦線離脱で森保監督「二重の大ショック」
2026年北中米W杯(カナダ・アメリカ・メキシコ共同開催)に出場する森保ジャパンに大激震が走った。
日本代表の中盤の主軸選手である英プレミアの古豪クリスタル・パレス所属のMF鎌田大地(29)が、14日のマンチェスター・シティ戦で相手選手とヘディングで競り合った際、体勢を崩して着地した際に右足太もも裏の筋肉(ハムストリング)を痛めて途中交代。17日にグラスナー監督が「ハムストリングの肉離れ。重傷。少なくとも8~10週間は試合を欠場する」と発表したのである。
「全治8~10週間というのは、ハムストリングの一部断裂レベルの可能性もある。ハムストリングを損傷したサッカー選手が<故障前と同じ負荷をかけた練習を再開する時期は、痛みがなくなってから1カ月後以降>というのが一般的。鎌田が本格的な練習を始める時期は、順調にいったとしても3月の後半から。来年6月11日に開幕するW杯本大会にベストの状態で出場できるのか、微妙な状況と言っていいでしょう」(サッカー関係者)
さらに厄介なことがある。ハムストリングを損傷したアスリートの「再受傷率は3分の1に上る」と言われ、しかも通常の練習中に何の前触れもなく再発することも少なくない。何とも悩ましいケガなのである。


















