同期にもムキ出し 日ハム吉田“対抗心公言”に思わぬ効果が

公開日: 更新日:

「7割くらいの力で投げた。フォームは完璧ではなく、デキは50%くらいでしたが、あれくらい投げられたらいいかなと思います」

 21日、日本ハム1位の吉田輝星(金足農)が自主トレ2度目のブルペン入り。ストレートを主体に、カーブ、スライダーを交えて44球。受け手の松本ブルペン捕手は「指にかかっていた球は140キロ中盤は出ていた」と話すなど、順調にステップアップしているようだ。

 そんな吉田について、隣で一緒に投球練習をした5位の柿木蓮(大阪桐蔭)は、「争わないといけない相手。1つしか枠がないなら取りにいくしかない」と対抗心を燃やすと、「(普段から)あいつは『負けない』『一軍に行ってやる』と言ってますけど、そこは無視してます(笑い)。結構、うるさいですよ。頻繁に言うんで」と、笑いを交えて2人のやりとりを明かした。

 吉田にとって柿木は、昨夏の甲子園決勝で敗れた相手とはいえ、今はチームメートだ。同じ投手なので確かにライバルではあるが、キャンプ前からしょっちゅう負けん気をあらわにする。吉田は初ブルペンを終えた後にも、「キャンプでも勝負になる。いい成績を挙げた方が一軍で投げられる。自分が先に投げたい」とキッパリ。さらに「最終的には何十年も語り継がれる選手になりたい」と夢を語ったこともある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手