曽谷龍平がWBC球の攻略法を公開「滑るもんなんやって。気の持ちようで結構違う」

公開日: 更新日:

曽谷龍平(オリックス/投手/25歳)

 3年目の昨季は開幕からローテに入り、前半戦だけでキャリアハイの8勝をマークした。後半戦はコンディション不良や試合中のアクシデントもあって勝ち星なし。結局8勝8敗に終わった。それでも11月の韓国との強化試合で好投。WBCのメンバー入りを果たした新鋭左腕を直撃した。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

  ◇  ◇  ◇

 ──昨年11月の韓国との強化試合で3回を完全投球。侍ジャパンの井端監督の目に留まった。

「(選出を)聞いた時は、今まで野球をやってきて良かったと思いました。代表では言われたところで投げるだけ。不安はないです」

 ──昨季は前半戦だけで8勝を挙げたが、後半戦は勝ち星なしに終わった。

「前半にうまくいきすぎた分、後半戦に入ってコンディション不良やケガが重なり、もっと勝たなきゃみたいなマインドになってしまって……。焦りですね」

 ──確かに前半戦で8勝できれば、15勝くらいできると思っても不思議じゃない。

「そこまではなかったですけど、2ケタは勝てるかなと思って、プレッシャーになってしまった。初めての経験でした」

 ──1年を通して戦うスタミナがなかった?

「昨年、中6日で回ったのが初めて。夏場に想像以上にきつさを感じてしまい……体力的に調整の難しさを感じました」

 ──普通のスライダーよりも大きく曲がる「ジェットコースタースライダー」が武器。

「周りの方にはそう言ってもらえるけど、僕にとっては普通のスライダー。数値的にはスラーブという感じです」

 ──滑るとされるWBC球はもう慣れた?

「まだ滑りますけど『滑るもんなんや』って思って投げたら、逆に気持ち良くっていうか、ある程度は滑らなくて、引っかかることもなくなった。このボールは抜けるもんや、滑るもんなんや、と思って投げるようにしています。気持ちの持ちようで結構違います」

 ──今大会で採用されるピッチコムとピッチクロックは、韓国戦で体験したから、もう平気?

「(オリックスの)若月健矢さんと本番でもバッテリーを組む可能性があるんですけど、ピッチコムは練習で使った時は普通に聞こえました。首を振った時にどうなのかな? という疑問はありますけど、そこまで違和感はありません。それより難しいのは、ピッチクロックの方ですね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  2. 2

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  1. 6

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  2. 7

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

  3. 8

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  4. 9

    巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓

  5. 10

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ