曽谷龍平がWBC球の攻略法を公開「滑るもんなんやって。気の持ちようで結構違う」
曽谷龍平(オリックス/投手/25歳)
3年目の昨季は開幕からローテに入り、前半戦だけでキャリアハイの8勝をマークした。後半戦はコンディション不良や試合中のアクシデントもあって勝ち星なし。結局8勝8敗に終わった。それでも11月の韓国との強化試合で好投。WBCのメンバー入りを果たした新鋭左腕を直撃した。
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──昨年11月の韓国との強化試合で3回を完全投球。侍ジャパンの井端監督の目に留まった。
「(選出を)聞いた時は、今まで野球をやってきて良かったと思いました。代表では言われたところで投げるだけ。不安はないです」
──昨季は前半戦だけで8勝を挙げたが、後半戦は勝ち星なしに終わった。
「前半にうまくいきすぎた分、後半戦に入ってコンディション不良やケガが重なり、もっと勝たなきゃみたいなマインドになってしまって……。焦りですね」
──確かに前半戦で8勝できれば、15勝くらいできると思っても不思議じゃない。
「そこまではなかったですけど、2ケタは勝てるかなと思って、プレッシャーになってしまった。初めての経験でした」
──1年を通して戦うスタミナがなかった?
「昨年、中6日で回ったのが初めて。夏場に想像以上にきつさを感じてしまい……体力的に調整の難しさを感じました」
──普通のスライダーよりも大きく曲がる「ジェットコースタースライダー」が武器。
「周りの方にはそう言ってもらえるけど、僕にとっては普通のスライダー。数値的にはスラーブという感じです」
──滑るとされるWBC球はもう慣れた?
「まだ滑りますけど『滑るもんなんや』って思って投げたら、逆に気持ち良くっていうか、ある程度は滑らなくて、引っかかることもなくなった。このボールは抜けるもんや、滑るもんなんや、と思って投げるようにしています。気持ちの持ちようで結構違います」
──今大会で採用されるピッチコムとピッチクロックは、韓国戦で体験したから、もう平気?
「(オリックスの)若月健矢さんと本番でもバッテリーを組む可能性があるんですけど、ピッチコムは練習で使った時は普通に聞こえました。首を振った時にどうなのかな? という疑問はありますけど、そこまで違和感はありません。それより難しいのは、ピッチクロックの方ですね」


















