背信投球続くDeNA…先発離脱と中継ぎ陣乱調で“投壊”危機

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 3日、ヤクルト戦に臨んだDeNA。先発の浜口は6回1失点とまずまずだったが、3番手のパットンが前日に続いて炎上。八回に雄平に同点3ランを浴びると乱調は後続に伝染。同点のまま迎えた九回、5番手の三上が10球連続ストライクが入らず、押し出し四球でサヨナラ負け。

「また明日頑張ります」と言葉少なに球場を後にした三上に対し三浦投手コーチは「もっと攻めていってほしかった。四球は防ぎようがない」と苦言。九回に最初の四球を選んだ荒木は「3ボールでも打つつもりでいた。スライダーはめちゃくちゃ曲がっていたけど、コントロールが利いていない感じだった」と話した。

 DeNAの与四死球数は広島と並ぶリーグワーストタイの19。石田や東ら先発左腕が離脱中で、中継ぎへの負担が予想される中で開幕したが、中継ぎ陣も乱調では泣きっ面に蜂だ。ラミレス監督はパットンについて「彼にとってもチームにとってもタフな展開になってしまった」と言い、「明日以降どうするか。順番を含めてこれから考えたい」とリリーフ陣の再整備をほのめかした。

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