背信投球続くDeNA…先発離脱と中継ぎ陣乱調で“投壊”危機

公開日: 更新日:

 3日、ヤクルト戦に臨んだDeNA。先発の浜口は6回1失点とまずまずだったが、3番手のパットンが前日に続いて炎上。八回に雄平に同点3ランを浴びると乱調は後続に伝染。同点のまま迎えた九回、5番手の三上が10球連続ストライクが入らず、押し出し四球でサヨナラ負け。

「また明日頑張ります」と言葉少なに球場を後にした三上に対し三浦投手コーチは「もっと攻めていってほしかった。四球は防ぎようがない」と苦言。九回に最初の四球を選んだ荒木は「3ボールでも打つつもりでいた。スライダーはめちゃくちゃ曲がっていたけど、コントロールが利いていない感じだった」と話した。

 DeNAの与四死球数は広島と並ぶリーグワーストタイの19。石田や東ら先発左腕が離脱中で、中継ぎへの負担が予想される中で開幕したが、中継ぎ陣も乱調では泣きっ面に蜂だ。ラミレス監督はパットンについて「彼にとってもチームにとってもタフな展開になってしまった」と言い、「明日以降どうするか。順番を含めてこれから考えたい」とリリーフ陣の再整備をほのめかした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち