清宮一軍昇格なら再燃 日ハム中田翔“三塁配転”のウルトラC

公開日: 更新日:

 一軍昇格に前進である。

 日本ハム清宮幸太郎(19)が昨15日のロッテ二軍戦に出場。1打席目に復帰後初安打を放つと、3打席目には犠飛による初打点をマークした。3月に右手有鉤骨を骨折、全治3カ月程度とみられていたが、順調にリハビリを消化。早ければ5月中にも一軍に合流する。

 そうなると、一つの懸案事項が浮上する。ポジション問題だ。清宮はケガ明けということもあり、昇格当初は指名打者での起用が中心になるとみられるが、そのうち左翼や一塁を守ることになる。さる日本ハムOBが言う。

「14日に王柏融が一軍復帰したのを前後して、左翼の近藤が三塁を守った。右翼の大田も三塁守備の練習に取り組んでいる。清宮が昇格すれば、近藤や大田が三塁に回るケースが出てくる。ただ、近藤は腰痛持ちだし、大田も強肩を生かした右翼守備は、投手陣を含めて評価が高い。2人を動かすことでむしろ、守備のほころびが生じかねない。清宮が不慣れな左翼を守ることもしかりです」

■ポジション問題がスッキリ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」