南米選手権はネット独占に…日本代表戦TV中継ナシの大誤算

公開日: 更新日:

 森保監督に「東京五輪世代の22歳以下の選手に南米のガチンコ勝負の経験を積ませたい」思惑があったからだが、今回招集された23選手中、初代表の22歳以下選手が13人も含まれており、ベネズエラのドゥダメル監督に「若い選手を多く連れてきた日本は大会の重要性を軽視している」と批判されたが、主力抜きのメンバー構成も日本の各テレビ局の腰が引けてしまった理由になった。

 もともと、DAZNの運営会社であるパフォーム・グループ(イングランド)は、コパを主催している南米サッカー連盟(CONMEBOL=本部パラグアイ)と南米各国リーグの放送などで太いパイプがあり、早い段階で「コパはDAZNが独占配信する」という話が流れていた。

 それでも民放かNHKのBSが「せめて日本戦くらいは放送するだろう」ともっぱらだった。

 しかしフタを開けてみると――。テレビ局は18歳の久保に振り回された揚げ句、大局を見誤った。久保も罪作りな男である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも