巨人V祝賀会で原監督に賛辞なし…渡辺主筆にCSのトラウマ

公開日: 更新日:

 と、ONを引き合いに出して、復帰したばかりの原監督の長期政権を約束。第2次原政権最終年となった2015年シーズン前の同会でも、

「原君も12年目。11年間で7回優勝して、3回日本一になっている。(今季が)最終年とか週刊誌に書いてあったけど、誰も今年で終わるとは言っていない。13年目、14年目にいくかもしらん。勝ち続けることを僕は信じている」

 と、絶大な信頼を口にしていたものだ。

 前回までの12年間の監督生活で原監督は7度のリーグ優勝を果たしている。

 だが、そのうち07年と14年に2度、CSで敗退。3位以内を含め、CS進出を果たした9回のうち、日本シリーズに駒を進めたのは4度と短期決戦での勝率はそれほどよくない。

 特にCS導入元年の07年に2位の落合中日に3連敗して足をすくわれた際、「落合の方が頭がいい」と激怒した渡辺主筆はCSにトラウマがある。それは原監督も同じだ。CSを前に気を引き締めざるを得ない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー