虎ジョンソン失踪騒動 帰国中に音信不通でフロント大慌て

公開日: 更新日:

「かなりバタついていたようです」

 さる阪神OBがこう言うのは、現在、夫人の出産のために米国へ一時帰国中のジョンソンのことだ。

 CSファーストSの初戦が行われた5日に緊急帰国したことが判明。今季、中継ぎで58試合に登板、2勝3敗、防御率1・38、リーグ2位の40ホールドを挙げた助っ人右腕の離脱に、首脳陣も頭を痛めていた。

 急な里帰りだから、せわしいのは当然だが、実はジョンソン以上にバタバタしていたのがフロントだという。前出のOBがこう続ける。

「阪神は10日以内の現場復帰を見込んで、一軍登録を抹消しなかった。夫人の出産を終えたタイミングで、フロントが再来日の日程を把握しようと連絡をしたのですが、しばらくの間、ジョンソンと電話がつながらず、音信不通の状況になった。一体、どうなっているんだと大慌てだったそうです」

 だからか、チーム周辺では「ジョンソンが失踪したぞ」「メジャーへの『Uターン』も噂されているし、このまま帰ってこないつもりではないか」と疑心暗鬼になる関係者もいたそうだ。

 幸い、今は電話がつながり、CS期間中に再来日が間に合う可能性もあるという。

 一時的に電話がつながらなかっただけでフロントが大慌てするのは、ソラーテが一軍昇格を拒否する造反劇を起こし、解雇するハメになったからに違いあるまい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾