ドラ1奥川には“寸止め”で ヤクルトが描く育成ガイドライン

公開日: 更新日:

■「もうちょっと投げたい、くらいがちょうどいい」

 この日、橿渕スカウトグループデスクに話を聞くと、「技術に関しては、一軍で活躍できるものを持っていると思うし、すぐに一軍で投げてほしいという期待はある」と話しつつも、こう続けた。

「環境が変わり、緊張感もある中で野球をやることになる。期待を負担にしたくない。まずはケガをしない体づくりを優先したいと考えています。高校3年時は春、夏の甲子園、U18に出場し、特に夏は智弁和歌山戦で延長十五回、165球で完投している。奥川がもうちょっと投げたい、とウズウズするくらいがちょうどいいのではと思っています。一軍デビューの時期や、新人合同自主トレでブルペン入りするかも、現時点では決めていません。奥川の仕上がり具合を見ながら、ということになると思います」

 ヤクルトは今季、高卒2年目野手の村上が新人王を獲得したが、奥川は投手だから勝手が違う。「10年に一人」と言われる逸材の育成手腕が問われる。


【写真特集】履正社初V 星稜・奥川は巻頭も準優勝に涙

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗は信州大経済学部から就職氷河期にリクルートに入社も、わずか1日で辞めて役者の道へ

  2. 2

    欧州初の日本人指揮官誕生へ 森保一監督の“再就職先”は「ベルギー1部の日系クラブ」一択か

  3. 3

    菅野智之トレード不成立の裏に致命的な“前科”…ここまで11勝4敗でも市場価値が低かったワケ

  4. 4

    強いショック状態の清水アキラに心配の声…子供を亡くした神田正輝らもたどった遺族ケアの道のり

  5. 5

    腎臓病(4)ソーセージ、ちくわ、プロセスチーズの取り過ぎが腎機能を低下させる

  1. 6

    「最強の新弟子」旭富士、デビュー4場所連続Vでも残る大きな課題

  2. 7

    高市首相の早過ぎた「熊本訪問」の背景…震災から1週間たたず“視察強行”に批判殺到の案の定

  3. 8

    「VIVANT」1強ムードの陰で…蒼井優「Tシャツが乾くまで」が呼び覚ます"連ドラ本来の快感"

  4. 9

    愛子さまのリンクコーデににじむ「皇室を担う」覚悟の表れ 皇室典範改正にご本人の心中やいかに

  5. 10

    続く政局…高市首相「9月退陣」の現実味