ヤクルト1位・奥川恭伸に“64年ぶり”高卒新人開幕投手の目

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「64年ぶり」があるかもしれない。

 ドラフト会議で巨人阪神との3球団競合の末に奥川恭伸(星稜)を引き当てたヤクルト。コントロールや直球、変化球のキレはもちろん、投球術も完成度が高く、逸材の獲得に高津新監督もご満悦。「即戦力として今年の投手で1番。即戦力として一軍の投手として活躍してほしい。シーズンの早い段階で出てきてくれたら、それが開幕なら、なおさらいい」と喜んだ。

 指揮官の言う「開幕」が「開幕一軍」とは限らない。

「『開幕投手』です。順当にいけば、開幕投手は石川か小川になるだろうが、石川は来年40歳の大ベテラン。極力負担をかけずシーズン通してローテを守ってもらうためには、3番手くらいが理想。小川は今季5勝12敗と不安定な投球が続いた。ブキャナンは4勝6敗、原はコンディション不良で6月を最後に一軍登板はなし。22歳の高橋、25歳の田川、ルーキーの清水が経験を積んだとはいえ、発展途上。プロ3年目の星も故障が多いですから」(マスコミ関係者)

■ファームも人材枯渇

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