松山英樹に余裕が マスターズ王者になって戦い方が変わる

公開日: 更新日:

【AT&Tバイロン・ネルソン】第1日

 マスターズ優勝直後に一時帰国し、5月初旬に再渡米。1カ月ぶりに米ツアーに復帰した松山英樹(29)の大会初日は5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで、首位と5打差の54位タイ発進だった。

 PGAツアーのパワーランキング(優勝予想)では、「マスターズ優勝後で何かとお疲れ」とみられており、15位と高く評価されていない。

 本人も大会前には、「しばらくクラブを握らず、マスターズ前に取り組んでいたことができるか、ダメかわからない。体が鈍っている」と語っており、コンディションは必ずしも絶好調とはいえない。とはいえ、メジャーに勝つ爆発力もあり、試合が進めばスイッチが入り急浮上することも十分に考えられる。

 米ツアー記者がこう言う。

「マツヤマはマスターズに勝ったことで、同大会の終身シードの他に、全米オープン、全米プロ、全英オープンの他メジャーも5年間の出場権を手に入れた。5年間の米ツアーシードも獲得して、目先の試合にがむしゃらにならなくても、長期的に出場プランを立てることができる。米ツアーのシード権取りなどに苦労している選手とは立場がまったく違います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"