バッハ発言が大炎上!子供たちが五輪で「犠牲」を被る危険

公開日: 更新日:

 五輪が始まれば訪日外国人や国内からの観光客らで東京都内やその周辺は人が増加。通常、小中学校は7月20日前後から8月末までが夏休み期間のため、「五輪開催時はステイホーム」と号令をかけることもできる。

 しかし、大会組織委員会は、その子供たちを東京五輪会場に招待することを検討しているという。対象は開催地や東日本大震災の被災地の小中高生が中心らしい。小学生の子供を持つ都内在住の女性がこう言う。

「児童の“動員”ではないと言われていますが、ウチの子供の新年度のスケジュール表には五輪観戦が予定に組み込まれていた。電車移動や人が密集するエリアは避けられないだろうから、なるべくなら参加させたくないけど、課外活動の一環ということで参加が授業の単位に換算される可能性もあると聞きました。だとしたら半ば強制的に参加することになるわけですから憂鬱です」

 修学旅行、運動会、部活動が禁止なのに「課外授業」はいいのか。しかも、ワクチンを打てない子供たちによる「五輪観戦」だ。子供たちがバッハ会長の言う「犠牲」にならないことを祈るばかりだが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性