バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味

公開日: 更新日:

 “ぼったくり男爵”こと国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)は、14日に菅首相と面会した際、「新型コロナウイルスの感染状況が改善すれば、有観客も検討して欲しい」と要請した。この時、首相側は明確な回答はしなかったという。

【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)

 多くの会場で無観客が決まった8日の5者会談後の共同声明には、「感染状況に大きな変化が生じた場合、5者会談で対応を検討する」と観客の扱いについての一文が盛り込まれていた。バッハ会長は「日本は五輪が始まれば歓迎し、サポートしてくれると信じている」と自信を見せている。

 現在はほとんどの会場が無観客。関係者からは「今から観客を入れるのは現実的ではない」との声が多く、小池都知事も「コロナ対策が優先される」と断言している。それでも“取り巻き”たちが黙っていない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い