高梨沙羅も犠牲者か…ジャンプ混合団体「失格者」続出に国際連盟“強豪国狙い撃ち”陰謀説

公開日: 更新日:

 スーツ規定違反の失格者が5人も出た7日のスキージャンプの新種目・混合団体。1本目に103メートルの大ジャンプの後で失格が判明した高梨沙羅(25)は、太もも回りのサイズが規定より2センチオーバーしていたという。

 このスーツは2日前の個人戦と同じもの。気温がマイナス10度を超える極寒で体重が減ったとか、コーチ陣のチェックミスとか、「外野」はあれこれ言っているが、4年に1度の五輪で同時に5人の違反は極めて異例だ。

 しかも、失格者のワールドカップランクはアルトハウス(ドイツ)の2位を筆頭に、高梨6位、オプセト(ノルウェー)7位、イラシュコ(オーストリア)8位、ストロム(ノルウェー)12位と上位者ばかりという点も不可解だ。

 女子ジャンプが五輪で採用されたのは2014年ソチ大会から。この時のメダルはドイツ、オーストリア(今回の失格者)、フランスの選手が獲得。前回大会は、ノルウェー、ドイツ(同)、高梨だった。

 男子ジャンプも、直近5大会の個人戦(ノーマル・ラージ計30個)メダルは、ポーランド(7)、ノルウェー(7)、オーストリア(4)、スイス(4)、ドイツ(3)、スロベニア(2)、フィンランド(2)、日本(1)の選手で占める。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景