鍵山優真が五輪銀メダル 堂々ぶりに「男子フィギュア界を牽引する存在になる」と解説者

公開日: 更新日:

 高校生スケーターが初の大舞台で堂々と演じ切った。ショートプログラム(SP)2位の鍵山優真(18=星槎国際高)が、今季から取り入れた4回転ループの着氷で体勢を崩した以外、全てのジャンプを成功させた。SP(108.12点)と合わせて自己ベストを大幅に更新する310.05点をマークし、3位の宇野昌磨(24)を抑えて銀メダルを獲得した。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

 初出場で表彰台に上がった鍵山は「オリンピックを夢として頑張ってきた数年間の全てが詰まった銀メダル。苦しかったこともあるけど、それも乗り越えて今回の演技、結果につながった。とても自分の成長を感じています」と喜びを口にした。

 今回は団体のフリーにも起用され、208.94点で首位に立ち、史上初の銅メダル獲得に貢献。金メダルを獲得したネーサン・チェン(22=米国)、羽生らの名前を挙げ「演技やステップだったり、いろんな部分が評価される選手になりたい」とオールラウンダーを目標に掲げた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々