巨人“忘れられた”ドラ1右腕・平内も! 投手陣プロ初勝利は開幕23試合で早くも5人目

公開日: 更新日:

 巨人の平内龍太(23)が勝った。昨21日の広島戦で2番手として2点リードの五回に登板。2回を無安打無失点の好投でプロ初勝利をつかんだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)

 今季の巨人投手陣のプロ初勝利は堀田、戸田、赤星、大勢に続き、開幕23試合にして早くも5人目となった。

 2020年のドラフト1位右腕ながら、新人だった昨季は一軍で3試合に登板し、計5回を8失点。防御率14.40に終わっていた。今年のドラフト1位右腕・大勢が、新人ながら守護神としてリーグトップの11セーブを挙げており、「初勝利をどんどん挙げていく年の近い選手、セーブをどんどん挙げる大勢の姿を見て悔しい気持ちが一番あった」と本音も飛び出した。

 前出の投手以外にも開幕ローテ入りを果たした山崎伊ら若手有望株は多く、平内は開幕ローテ争いにすら加われず、蚊帳の外に置かれていた。原監督が試合後、「若い投手陣の輪に入ってくれればと思って、思い切って投げさせた」と言ったことでも信頼度の低さが伺える。

 初のお立ち台では「昨年も含めてなかなか一軍でいい投球ができなかった。やっとゼロに抑えられて初勝利も挙げられて本当に最高」と初々しかった。“忘れられた”ドラ1右腕の逆襲が、ここから始まるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」