巨人はエース菅野で勝てず貯金0…首位ヤクルトが“クラスター”でも「猛追無理」と秦真司氏

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「そうはいっても、140キロ台半ばの直球がほとんど。今年は140キロそこそこの球も多い。力感のないフォームで投げているのはどういう意図なのか。投手生命を延ばすために軟投派にモデルチェンジをしているというなら、悪いことではありません。ただ、春先に右肘を痛めて離脱した影響はあると思います。肘は昨年に続く故障だし、以前は腰も痛めています。私はコンディショニングの問題と見ています。どこかに違和感を覚えているから、強く投げられない。筋肉が固まり、柔軟性がなくなっている。投球時に必要な体重移動、回転、リリースという一連の動きの中で、ねじりなどの可動域が少なくなっているのも、投球フォームに力感がないように見える要因。いずれにせよ、エースの菅野が復調しない限り、ゲーム差からしても、ヤクルト猛追は難しいでしょう」

 首位のヤクルトが混乱する中、巨人はこの日もDeNAとの接戦を落とし、引き分けを挟んで3連敗と自滅。ついに貯金を吐き出した。こんな状態では、ヤクルトの状態など関係ない。巨人にチャンスが訪れることはなさそうである。

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