著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

バットが飛んできた後に注意されても遅い! 試合の潤滑油になる「ダメ出し注意喚起」

公開日: 更新日:

 阪神の主砲・佐藤輝明が、21日の巨人戦の初回、空振りしてバットがすっぽ抜けて一塁側スタンドへ飛び込んだ。直後に「試合中、バットが飛んでくることがありますのでご注意ください」と場内アナウンスが流れて、スタンドはドッと沸いた。

「ファウルボールにご注意ください」はよくあるが、「バットが飛んでくることがありますのでご注意ください」って、そういうことは飛んでくる前に注意しなきゃな。飛んできた後に「バットが飛んでくることがあります」はねえだろ。起きてから「二度と起きないように対策」が口癖の政府じゃあるめえし。

 いくら先に注意喚起しても役に立たない例もある。山道のカーブの入り口に「落石注意」という上から石が降ってくるイラスト入りの標識が立っているだろう。昔、運転免許の切り替え講習で小やかましい交通課退職オヤジ講習官に質問した。

「落石注意であのイラストということは、カーブを曲がる時、崖の上でガラガラ音がして石が落っこちてきたら危ないので急いで抜けろということか? 石が最後の1個まで残らず落ち切るまで止まって待てということか? どう注意すればいいか教えてもらいたい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状