蝉川泰果パナソニックOPアマチュアVで…2位岩崎亜久竜に「優勝賞金2000万円」の不可解

公開日: 更新日:

 蝉川泰果(21=東北福祉大4年)が6人目のアマチュア優勝を遂げたパナソニックオープン。プロなら獲得できた2000万円の優勝賞金は、1打差2位に敗れた岩崎亜久竜(24)の懐に入ったわけだが、これっておかしくないか。優勝賞金というのは、文字通り大会を制した選手が手にするもの。「2番目」の選手に頂戴する資格はない。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 今年のルール改正により、アマもスポンサー契約が可能になり、1000ドル(約14万円=日本は10万円)までの賞金なら受け取ることができるようになったが、さすがに2000万円は無理。ならば、その賞金は来季の大会に持ち越すなり、ジュニアの育成資金に回したり、慈善団体に寄付すればいい。

「プロは受け入れられないでしょう。今の時期の獲得賞金は選手にとって大きな意味を持ちますから」と、あるツアー関係者がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」