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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【He has best command and control】大谷は「最高の指揮統制能力を持つ男」指揮官の資質もアリ?

公開日: 更新日:

 9月30日の対アスレチックス戦で八回2死までノーヒットノーランの快投を続けていた大谷だが、アスレチックスのコナー・カぺルの打球が遊撃手リバン・ソトのグラブからこぼれ左前打となり、ノーヒッターの記録が途絶えた。

 気落ちした(bummed)表情のソトと捕手のスタッシに向かって、大谷はグラブを外した両手で顔を挟み、(他のことを見ないで)目の前のことに集中しようというジェスチャーを2人にして見せた。

 ガッカリしたチームメートの気持ちを励まそうとした冷静沈着な態度を含めて大谷を評価しているのが同地区首位を走るアストロズのダスティ・ベイカー監督である。

「He has best command and control.」

 司令官としての資格を持っているとでも言いたそうな表現だった。

 さらに、「He is some athlete.(彼はすごい選手だ)」とエンゼルス担当記者(beat reporter)のレット・ボリンジャー氏に話している。

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