FIFAランク2位ベルギーがW杯GL敗退 老齢化、内紛…「赤い悪魔」の凋落が始まった

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 FIFAランク2位のベルギーがグループリーグで敗退した。前回2018年のロシア大会で3位。決勝トーナメント1回戦で日本に0-2から逆転勝ち、後半アディショナルタイムで超高速カウンターから奪った決勝ゴールは世界のサッカーフリークを驚嘆させた。

 そんな「赤い悪魔」は勝ち点3が絶対条件だった1日午前0時からのF組最終戦のクロアチアにも勝ち切れず、スコアレスドロー。後半から出場したCFのエース・ルカク(29=伊インテル)が再三のチャンスをモノにできず、グループリーグ1勝1分1敗で敗退が決まった。今大会2戦目にはFIAランク22位のモロッコに0-2の金星を配給し、首都ブリュッセルでは暴動が勃発。期待を大きく裏切る結果にサポーターは大荒れだが、この体たらくは予想されたことでもあった。

「(今大会は)勝ち目はないと思う。僕らは歳を取り過ぎた」

 今大会期間中の現地時間26日、英紙ガーディアンのインタビューに答えたMFデ・ブライネ(31=英マンチェスターC)のコメントだ。チームの絶対的司令塔の発言は当然のことながら波紋を呼び、35歳のベテランDFフェルトンゲン、主将で31歳のFWアザールらがモロッコ戦のロッカールームで罵り合いを演じたと地元紙に報じられた。

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