エムバペ2ゴールで得点王独走! “多民族国家”フランスの象徴が爆発的成長のウラ

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 エムバペは父がカメルーン人、母がアルジェリア人でアフリカにルーツを持つ。“多民族国家”であるフランスは追加招集されたFWテュラムを含めた26人の代表メンバーのうち、アフリカ系が16人。優勝した18年ロシア大会も23人中15人がアフリカ系で、そのメンバー構成が物議を醸した。

「フランスは民族を超えて成立し、個人主義が尊重される国。欧州勢は組織的に細かい戦術を構築する傾向がある一方で、個を活かした戦いが特徴。エムバペはブラジル代表に入ってもリズムを合わせられるくらいプレーの幅が広い。前回大会で優勝に導いた就任10年目のデシャン監督は、そんなチームを規律を重んじることでうまく取りまとめている。今大会では右SBパヴァールがチームの方針に不満を漏らすと、即刻スタメンから外した。主力にケガ人が続出し、チームが崩壊してもおかしくない中、いち早く選手起用の最適解を導き出しました」(中山氏)

 次戦は11日4時にイングランドと激突する。

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