村上宗隆に早くも心配な「WBC後遺症」 侍J4番が4試合打率.143でメンタル面に大ダメージ

公開日: 更新日:

 1次ラウンドを4連勝で通過。快進撃を続ける侍ジャパンでひとり、元気がない。4番の村上宗隆(23=ヤクルト)だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 12日の豪州戦、四回無死満塁の好機でアッサリ3球三振に倒れるなど、4打数1安打。1次ラウンドでは全4試合に「4番・三塁」でスタメン出場しながら、14打数2安打、打率.143とバットが湿っている。

 吉村打撃コーチは1次ラウンド中、「一本出れば変わると思う。今の打順で結果を残してもらいたいと栗山監督も思っているはず。それがファンにとっても、ジャパンにとっても一番いい形だと思います」と信頼を口にしているが、セ球団のスコアラーは、「このままだと“WBC後遺症”が懸念されます」と、こう続ける。

「海外の投手は日本の投手と球筋やリリースのタイミングが違う。準々決勝以降、レベルが高い投手と当たると、その差はより顕著。WBCに出るために例年よりも早めに仕上げているし、大会後には『燃え尽き症候群』に陥る選手も少なくない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした