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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【poetry in motion】私は大谷翔平に「メロメロ」! 誰かを口説く時にも…?

公開日: 更新日:

 全米、いや全世界の大谷ファンが抱く感情を表すとこのフレーズが出てくる。正確には「Shohei is poetry in motion」。直訳すると、「翔平は動いている詩だ」となるが、恋する男性が女性を「生きている詩」と表現する米国英語のイディオムの一つだ。見てきれいなもの、眺めてきれいなものを意味する。

 “poetry”は「詩」だけでなく、人の美しくて、優雅な動き(beautiful and elegant quality)を指す。俗な表現をすると、「私はあなたにメロメロ」となる。

 このフレーズはWBCでの大谷の投打での活躍、さらに準々決勝のイタリア戦で見せたセーフティーバントなどの頭脳的プレーを目の当たりにした米ファンのツイッター上にも「Ohtani is poetry in motion」との表現が散見される。この場合、「大谷は最高だ」とも訳せる。

 一方で2019年8月16日のオレンジ・カウンティー・レジスター紙上では、マイク・トラウトが41号ホームランを放ちながら、ホワイトソックスに7-2で敗れたことに対し、「(この敗戦は)not poetry in motion」だと見出しを打っていた。

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