WBC5試合すべて視聴率40%超でTBS&テレ朝安堵も…今後の侍J人気は大谷頼みという厳しい現実

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「驚異的な数字です。想像以上、大谷サマサマですよ」

 TBS関係者のセリフである。

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 WBCの日本代表が5大会連続の準決勝進出を決めた16日のイタリア戦のテレビ中継視聴率が関東地区で48.0%を記録(ビデオリサーチ調べ=平均世帯視聴率)。歴代大会のトップをマークしたこの試合を担当したのはテレビ朝日だったが、TBSが2試合を中継した1次ラウンド4試合もすべて40%超えの快進撃とあって、「米マイアミで行われる準決勝(日本時間21日の朝8時開始)はうちの担当。朝の試合とはいえ、どこまで数字が伸びるのか。大団円といきたいですね」と、笑いが止まらない様子である。

 今回のWBCの放映権料は20億円とも30億円ともいわれている。2006年の第1回大会の3倍前後に跳ね上がったそうで、当初は民放各局が中継に二の足を踏んだ。NHK、日本テレビ、フジテレビ、テレビ東京は早々と撤退。結局、テレビはTBSとテレビ朝日が独占中継し、そこへ参戦したネットメディアのアマゾンプライムと負担を分け合う形になった経緯がある。

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