大谷「調整途上」で164キロの反動 3.31開幕戦から中5日の“激務”ローテが待ち受ける

公開日: 更新日:

 大谷はすでに日本時間3月31日の開幕戦(対アスレチックス)に投げることが決定済み。しかもネビン監督は今季のローテーションを中5日で回したいと話している。登板間隔はこれまで以上にタイトになるのだ。

「エンゼルスのモレノ・オーナーはいったん公言した身売りを撤回、今後も球団を保有する方針を明らかにした。これは売却額が想定した金額に届かなかったか、保有し続けることで価値がさらに膨らむと読んだか、いずれかでしょう。どちらにせよ、いま以上に球団の価値を上げたいのは明らかで、オフに例年以上の補強をしたのも勝つためです」とは現地特派員。

 だとすれば、エース兼主砲の大谷はなおさら開幕から投打のフル回転が求められる。実績あるメジャーリーガーの多くは通常、腹八分で開幕を迎えて尻上がりに調子を上げていく。開幕からフルスロットルでは、シーズン終盤やプレーオフで息切れしてしまうからだ。「調整途上」と言いながら、開幕前からエンジン全開の大谷は反動が心配だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動