「岩井ツインズ」の妹・千怜は単独でツアーの看板選手になれるのか? 完全Vで今季2勝目

公開日: 更新日:

【宮里藍 サントリーレディスオープン】最終日

「今季の主役は渡さない」

 そんな気持ちが伝わってくる1打だった。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

 岩井千怜(20)は、2位に5打差の通算19アンダーから発進。11番で申ジエ(35)に1打差まで詰め寄られたが、12番からジリジリ引き離し3打差で迎えた16番(151ヤード・パー3)。ピン位置は手前11ヤード、左5ヤード。グリーン左に広がる池のすぐ横だ。3打のリードなら安全にピンの右へ打つと思いきや、6番アイアンで果敢にピンを攻めカップの左1メートルにピタリ。ギャラリーを沸かせる一打でバーディーを奪い通算23アンダー。元世界1位の申と昨季女王の山下美夢有(21)に5打差をつけて勝負を決めた。


 岩井千怜は今季2勝目。実質ツアー2年目で早くも通算4勝目をあげたが、双子の姉・明愛(今大会15位)も今季初優勝を挙げ、「岩井ツインズ」として人気を博している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝