巨人9年ぶり交流戦V消滅もリリーフ起用に変化…それでも原監督vs投手コーチせめぎ合いは続く

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 痛恨の敗戦だ。9年ぶり3度目の交流戦Vに“王手”をかけていた巨人が、18日の最終戦で楽天に逆転負け。最後の最後で連敗を喫し、優勝の可能性が消滅した。

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「まだまだ課題を残したという部分において、次からの糧、栄養にするということですね」

 とは、試合後の原監督で、六回に逆転2ランを浴び、6回2失点で降板した先発の菅野については、「うーん、まあ、前回よりは良かったと思いますね」と言葉少なに振り返った。

 とはいえ、開幕から低空飛行を続けていたチームは、交流戦で息を吹き返した。11勝7敗で貯金4。リーグ戦では、12球団で唯一の4点台となる4.01とボロボロだったチーム防御率は、セ・パ対決では3.00に改善。原監督も「戦力というか、(チームの)形が少しできつつある」と手応えをつかんだ様子である。

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