巨人・坂本勇人は来季コンバート“確定”…プロ17年目で初めて「三塁」スタメン出場の意味

公開日: 更新日:

 スタメン発表のアナウンスに神宮球場がザワついた。「5番、サード、坂本」。巨人坂本勇人(34)が、新人の門脇に指定席の遊撃を譲り、プロ17年目にし初めて三塁で先発出場したのだ。

「原監督は報道陣に『ショートはハードなポジション。彼にはずっと離脱して欲しくない』と説明したそうですが、ついにーーという感じですね。坂本は昨年、左脇腹と右ヒザ、腰を痛めて3度も離脱。一軍に定着してから最少の83試合出場にとどまった。今季も6月に右太もも裏の肉離れで約1カ月間離脱。当日の状態を見てスタメンを外れるケースも増えてきた。原監督は以前から、三塁もしくは一塁へのコンバートを考えていたが、遊撃に強いこだわりを持つ本人が首を縦に振らなかった。しかし、今年12月で35歳。相次ぐ故障でさすがに年齢を意識せざるを得なくなったのは確かでしょう。来季は門脇に正遊撃手の座を奪われることになりそうです」(巨人OB)

 “コンバート確定”か。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々