【ボートレース・女子レーサー丸かじり】寺田千恵選手(上)散らかったはずれ舟券をゴミ箱に片づけていた少女時代

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 ところがある時、仲良くなった同期の1つ下の女の子に「ちーちゃん、私もう家に帰りたい。どうしたらいい?」って相談されました。ホントは「私も同じ気持ちよ」って言いたかったけど、年下の子にそんなふうに言われたら何となく止めなくちゃいけないような気がするじゃないですか。それで「辞めるのはいつでもできる。もう少し頑張ってみようよ」って言っちゃったんですよ。でも、そんなことを言ったら自分が辞めるわけにはいかない。それで私もずるずる1年間卒業までいて、気がついたらレーサーになっていたという感じですね。もし、彼女に相談されなかったら途中で挫折して、今とは全く違う別の人生を歩んでいたかもしれないですね。 =つづく

(聞き手=清水一利)

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