NPBと選手会は相談窓口設置を検討「安楽事件」未然に防ぐために必要だったもの

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 この角界OBは「未然に防ぎたいなら、教育しかない」と言う。

「プロ野球でも毎年1月のキャンプ中に12球団合同で新人研修会をやっていますし、どの球団もルーキーには社会人としての教育をしていると聞いています。ただし、新人の時だけやっても意味がない。継続的にやっていかないとダメです。人間関係がある以上、教育したところでイジメなどをゼロにすることは不可能。いくら教育しても、問題を起こす者もいる。それでも減らすことはできます」

 相談窓口設置と同時に、各球団が一層、人間教育を強化しないといけない時代になったということだ。

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