西武・山川穂高の無期限出場停止で「無償トレード」トレンド入り ファンも中田翔の“悪しき前例”期待?

公開日: 更新日:

 西武山川穂高(31)の下半身醜聞に進展があった。

 知人女性への強制性交の疑いで5月に書類送検された山川は、先月29日に嫌疑不十分で不起訴処分に。これを受けて球団は4日、無期限の公式試合出場停止処分とすることを発表した。

「球団として今回の事件を重く受け止め、本人の猛省を促すべく、上記の処分といたしました」とは奥村剛球団社長(56)だ。山川も「不起訴処分と判断されましたが、そもそもの主たる原因は、わたしがプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたものであり、深く反省しております」とコメントを発表した。

 シーズン終盤に差し掛かり、今季のプレーは絶望的──のように見えるが、抜け道はある。思い起こされるのは巨人が作った“前例”だ。

中田翔暴力事件

 2021年8月、当時は日本ハム所属の中田翔(34)が同僚に暴力を振るい、無期限の出場停止処分を受けた。この時もシーズン中の復帰は絶望的と見る向きが大多数だったが、しかし、その10日後にはグラウンドに立っていた。巨人が無償トレードを実施し、「ウチに来たのだから、前球団の処分なんて関係ない」というスタンスを取り、獲得翌日に試合で起用したからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢