巨人・坂本勇人が年俸6億円“大甘”現状維持の崖っぷち…三塁レギュラー確約が意味するもの

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 巨人坂本勇人(34)が5日、都内の球団事務所で契約を更改。現状維持の年俸6億円でサインした。2018年オフに結んだ5年契約を途中で見直したといい、来季が最終年となる。

 プロ17年目の今季は打率.288、22本塁打、60打点。「トータルで見た時にケガさえ抜けば、それなりにはできたシーズン。まだまだやれるなと手応えを感じたシーズンだった」と胸を張った。

 来季の目標として「この3、4年、ケガが多い。ケガをしないことと優勝」と語ったように今季も右太もも裏の肉離れで1カ月間離脱。出場は116試合にとどまっただけに、6億円の現状維持は「甘い」と、さる巨人OBがこう言った。

「昨年までの報道によると、坂本の複数年契約の年俸は後半は変動制になっているはず。昨年も大幅ダウンでしかるべき成績(83試合、.286、5本塁打、33打点)だったにもかかわらず、今オフと同様に現状維持だった。今年も離脱期間があってシーズン終盤は三塁へ回った。もう激務の遊撃手でも主将でもない。球団からすれば高卒1年目のオフから自主トレなどで面倒を見てもらった阿部慎之助新監督(44)のため、一番弟子として身を粉にして働けという“期待料”込みだろうから、裏切った時の反動は大きいですよ」

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