女性ランナーは「厚底シューズ」に不向き? 専門家が明かす「骨盤」「股関節」「人種」の違い

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 日本新を出した前田のシューズは国内メーカーのアシックス社製。前田は履き慣れるまでかなり時間がかかったようだ。

「厚底シューズのメリットを解説する記事を読むと、多くの人は膝から下の動きばかりを説明していますが、根底にあるのは股関節の使い方です。その点に触れる人はあまりいません。足底が地面についたとき自分の体重が地面にかかり、それと同等の力が地面から返ってくることを床反力といいます。それを吸収する感覚が日本人女性は低い。股関節に対する意識が低いとも言えます。厚底シューズを履きこなすには時間がかかるし、男子も含めて全員がメリットを享受できるわけではありません。臀部や股関節周辺、膝などの故障も増えていると聞きます。本人の体に対する意識やトレーニング法、指導者の知識や考えで結果は変わるでしょうが、世界の長距離界で厚底時代が続く限り、その対応を無視することはできないでしょう」とは前出の平山氏だ。

 ◇  ◇  ◇

●女子アスリートの盗撮が問題化している昨今。関連記事【もっと読む】…では、女子陸上選手の露出が男子選手に比べ、格段に多い理由について陸連事務局、空気抵抗のスペシャリストである流体工学の研究者、メーカーに徹底取材した内容を詳しく報じている。陸上ファンは必読だ。

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