ホントかよ!? 1月14日号砲の「全国女子駅伝」はかつて「箱根駅伝」より人気があった!

公開日: 更新日:

 毎年30%前後の(番組平均世帯)視聴率を誇るといわれる正月の箱根大学駅伝

 今年の関東地区の数字は往路26.1%、復路28.3%(ビデオリサーチ調べ)。30%超えは以外に少なく、日本テレビが生中継を開始した1987年以降では、2003年復路31.5%、19年往路30.7%復路32.1%、21年往路31%、復路33.7%しかない。そればかりか、87年から90年代初頭にかけては20%割れもザラだった。

 箱根駅伝は今年で100回を迎えたが、一方、14日に号砲が鳴る全国都道府県対抗女子駅伝(全国女子駅伝)の歴史は浅く、今年で42回目。79年に国内初の女子マラソン(東京国際女子)が始まったが日本勢は振るわず、当時の青木半治日本陸連会長が帖佐寛章専務理事に「何か策を考えろ」と命じて創設されたのが83年にスタートした今大会だ。

 当初から中継はNHK(総合テレビ)が担当。今でこそ10%前後の視聴率だが、第1回大会は26.8%(関東地区)。優勝は「千葉」でアンカーの9区を走ったのは、現在、マラソンの詳し過ぎる解説でお馴染みの増田明美。翌年の第2回大会は、87年以降に箱根駅伝も記録したことがない36.9%(同)を叩きだした。

 ちなみに先に挙げた東京国際女子マラソンで日本人が初めて勝ったのは第5回大会の佐々木七恵。全国女子駅伝が創設された83年のことだ。佐々木はこの優勝により、前記の増田とともに初めて女子マラソンが採用された翌年のロス五輪の代表になった(本番では19位)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状