著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

事故が心配…高齢な親の運転技術を安価に見極める方法

公開日: 更新日:

 高齢ドライバーによる事故が大きく取り上げられるたび、親がいつまで車の運転を続けるのか不安を感じている人は多いはず。静かな田舎でのんびり運転しているとしても、うっかりミスで歩道や反対車線に入ったり、ブレーキとアクセルの踏み間違いで暴走してしまったら……。心配し始めるとキリがない。

 近年、高齢者を対象とした免許証の更新は70~74歳に高齢者講習、75歳以上には違反歴の有無により認知機能検査や運転技能検査が行われ、一定の防波堤になってはいる。それでも合格すれば次の更新まで70歳なら4年、71歳以上は3年ある。

 つまり80歳を超える高齢でも次の更新まで3年あるわけで、その間の事故を心配する声もある。本当に運転させて大丈夫なのか、気になる人は各地で行われている高齢ドライバーのための講習会への参加を勧めてみてはいかがだろう?

 たとえば、JAFの50歳以上のベテランドライバーを対象にした「ドライバーズセミナー シニアコース」。こちらは陥りやすい事故形態を想定した実技体験を通じて安全運転につなげるもので、マイカーの持ち込みが基本。受講料は会員1100~2200円、非会員でも2200~3300円。全国各地で開催されている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明