連日の過剰報道で「大谷ハラスメント」の声まで噴出…「野球嫌い」の呼び水になるとの批判も

公開日: 更新日:

 大谷がインスタグラムで結婚を発表した2月29日は、岸田首相が自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて、衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席したのと重なった。

 しかし、NHKは夜9時のニュース番組でこの問題を差し置いて、大谷結婚をトップで報道。これにも批判的な声が多く、「大谷のせいだ」と言わんばかりのコメントすら見られた。

 テレビは大谷を取り上げれば視聴率を稼げると思っているのだろうが、過剰報道によって大谷に対して否定的な意見が出るのは本末転倒だ。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 大谷は結婚発表をした理由について「一番はみなさん(メディア)がうるさいので」と話していた。ところが、フタを開ければお相手の情報や馴れ初めなどについて秘密主義を徹底。そんな姿勢は米国では奇異な目で見られていて、あらぬイチャモンまで付いているのが現状だ。

 関連記事【続きを読む】…では大谷が米国でどのように見られているのか、詳細に報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋