岡田阪神に問題山積…湯浅の二軍落ちでくすぶる「内紛の火種」「パッとしない新人投手」「優勝ボケ」

公開日: 更新日:

 球団史上初、前年優勝チームとしてもプロ野球史上初の屈辱であるオープン戦開幕9連敗を喫している阪神
 
 深刻な投手陣の四球禍や野手の大量失策が起きている理由は、坂本誠志郎(30)と並ぶ捕手二枚看板である梅野隆太郎(32)が右肩肉離れで離脱したことにより、扇の要が不安定だからという声も上がっている。昨季の優勝チームとは思えないほどの体たらくだ。【前編】からつづく。

  ◇  ◇  ◇

「誤算は他にもある」

 とは、在阪の野球評論家。

「昨オフはFA補強を封印し、ドラフトで即戦力投手を獲得する方針だった。しかし、先発要員だった1位の下村(青学大)は大学時代の疲労蓄積によって離脱。救援投手として期待されていた最速159キロ右腕の2位椎葉(四国IL徳島)も9日の試合でパッとせず、岡田監督は『全然やった。腕が振れていない』とバッサリだった。もともと、島原中央高時代は捕手で、ミキハウスは在籍3年でクビになり、昨季は22試合しか投げていない。年間通してのスタミナを不安視されていた。10日の試合で1回無失点と好投した5位の石黒(JR東日本)が一軍に残れるかどうか。新人の開幕一軍入りはゼロになる可能性があります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動