阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

公開日: 更新日:

 リーグ連覇を目指す阪神岡田彰布監督(66)は、今季が2年契約の最終年。昨夏には全国を転戦する長期ロードなどで疲労が蓄積するなど、年齢的な体力不安もあり、昨季限りでの電撃勇退説が球団周辺を駆け巡った。

 18年ぶりのリーグ優勝が決まった9月に「来年はやるわ」と宣言。そして予定通り2年契約を全うすることになったが、優勝に加えて38年ぶり2度目の日本一という最高の結果を残したこともあって、今季限りでの勇退は既定路線とみられている。

「岡田監督の後任候補には、現首脳陣では平田勝男ヘッドコーチ(64)や今岡真訪一軍打撃コーチ(49)の名前が浮上しています。FA補強には見向きもせず、生え抜き中心のメンバーで常に優勝を狙えるチームの土台をつくって、後任にバトンを渡すつもりです」(在阪放送関係者)

■慣れた2年目は1年目よりも負担は減る

 そんな岡田監督の去就を巡って、契約延長の可能性が浮上しているというのだ。古株の球団OBがこう言う。


「監督の人事権は、阪急出身の杉山健博オーナーにあり、阪急トップの角和夫会長の意向が反映される。角会長は、2005年以降優勝から遠ざかるチームの再建を、05年優勝監督でかねて親交がある岡田監督に託した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?