巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

公開日: 更新日:

 昨年の選手会の調査による年俸ランキングで巨人(平均6807万円)は4年ぶりに1位に返り咲いた。にもかかわらず、契約更改交渉の満足度は7位。前出の秦氏が続ける。

「アマやプロの選手に、巨人に入っても他球団よりチャンスが少ないとか、長く現役が続けられないとか、すぐに育成契約になってしまうといったイメージが定着しているのかもしれません。巨人の選手の契約更改の満足度が低いことや、補強選手の行く末は、みんなチェックしていますから」

 今年90周年を迎える伝統球団も、近年はアマやプロからも敬遠される球団になっている。巨人の魅力度の低下は、今後のチームづくりにおいて、ボディーブローのように効いてきそうだが、ドラフトと育成をチーム強化の柱とする契機になれば、筒香取りの失敗もマイナスではない。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 関連記事【続きを読む】…では、巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相について詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす