パリ五輪最終予選でまだまだ続く大岩監督の憂鬱…絶不調エース細谷真大は中国戦でも無得点

公開日: 更新日:

細谷の状態の悪さは深刻

「しかし、初戦の格下べトナム戦の先発に抜擢されながら低調パフォーマンスに終始。前半45分でベンチ送りとなった。次の出番は、準々決勝で対戦したイランに逆転ゴールを許した直後の後半アディショナルタイムでしたが、一回もボールに触れられずに試合終了。ベスト8敗退の屈辱をピッチ上で味わい、心身ともにダウンしてしまったのです。今季J開幕前のJ2千葉とのカップ戦(2月18日)でシュート0本に終わり、1週間後のJ1開幕・京都戦ではPKを外して試合はドロー決着。結局、公式戦8試合連続無得点の絶不調状態で8日にカタール入りした。そして迎えた大事な予選初戦ではシュートの一本も打てず、細谷らしさの片鱗も見せられなかった。状態の悪さは深刻です」(前出の関係者)

 アジアに与えられた出場枠は3.5。アジア杯の1次リーグは16チームが4組に分かれ、各組2位までが準々決勝に進出し、決勝進出国と3位決定戦勝利国がパリ行きの切符を手にする。

 大岩ジャパンは現地19日(日本時間20日0時30分キックオフ)にUAEと対戦。22日にライバル韓国と激突する。

 難敵との対戦を控えて指揮官の憂鬱は、まだまだ続いていく──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"