3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

公開日: 更新日:

「新庄監督は喉から手が出るほど欲しいでしょう」と、日本ハムOBがこう続ける。

「2021年オフの監督就任直後に、OBの岩本勉氏のYouTubeチャンネルに出演。『俺、欲しい選手ひとりいる。阪神の藤浪君。俺のところに来たらもう化ける』と“ラブコール”を送っています。新庄監督はソフトバンクから獲得した田中正義を再生し、抑えに抜擢したように、伸び悩む選手の復活をアシストしたい。再生に自信を持っている。しかも日本ハムは新庄監督が就任する以前から、藤浪の獲得に関心を持っていましたから」

 一方で、「藤浪には指導者から手厚いサポートを受けられる球団がベスト」という声もある。前出の現地特派員が言う。

「藤浪は昨季、オリオールズで好投した時期があった。オ軍は近年、MLBのファーム組織ランキングで1位の常連。優れた育成力を支えるのがデータを駆使した『制球力改良プログラム』で、これが藤浪の復活をアシストした。ムダがない投球フォームを形成するためのトレーニングに加え、ブルペンではコーチが投手ごとに設定した『的』を目がけて投げる練習もある。22年に66試合で防御率1.40の好成績を挙げたリリーフ左腕のペレスは、制球難に苦しんだレッズ時代の21年(25試合で防御率6.38)から大幅に成績がアップ。昨季、抑えで33セーブをマークしたバティスタ(現在は右肘手術で離脱中)も、マイナー時代にこのプログラムに取り組んで制球力が向上した。メッツも24年開幕前のファーム組織ランクは13位と悪くないですが、藤浪には成果が出ていない。日本にこうしたメジャー式のプログラムを整えている球団があれば、藤浪も喜んで行くのではないか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償