山本由伸 ポストシーズンも“戦力外”に現実味…ドジャースが絶対に避けたい465億円右腕の重症化

公開日: 更新日:

 もっとも、ドジャースの治療方針はノースローで2~3週間の様子見だ。仮に患部の状態が回復せずに、再生治療かメスを入れることになれば、復帰は最短でも10月までずれ込むため、ポストシーズンに間に合わない。

 ド軍では日本時間7月17日の球宴以降、元エース左腕のカーショウ(左肩手術)、26歳の若手右腕メイ(右肘トミー・ジョン手術)ら、実績のある先発投手が復帰する予定だ。ローテの頭数は揃っているだけに、球団としては総額約465億円を投じた山本に復帰を急がせて重傷化を招くのは得策ではない。

 ド軍は17日現在、2位パドレスと8ゲーム差のナ・リーグ西地区首位。余程の大失速がなければ、12年連続ポストシーズン進出は間違いない。チームが2020年以来4年ぶりの世界一を目指す中、山本はベンチでの観戦を強いられるかもしれない。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 米メディアからは球団の管理体制を疑問視する声も上がっているが、実際はそうとは言い難い。いったい何故か。

●関連記事【続きを読む】…では「その理由」と、登板前日に見せていた故障の「前兆」などについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か